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東ヰンドの奇妙なブログ

2013年8月4日復活!生粋の初田悦子のファン、東ヰンドの奇跡の賢者のブログです。地味に地道に綴っていきます。 2020年6月以来休眠状態になっていましたが2023年5月11日に再開!! 旧東ヰンドの奇妙なブログもぜひどうぞ☆ http://plaza.rakuten.co.jp/higashiindo/

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シリーズ8回目。

当初の書き切り目標は2月中だったはずだが
それに収まるどころか先が見えなくなってきているが
別に歩みが止まっているわけではないので
あまり気にしないようにしたい。

『12年前の今ごろ何をしていたか』

これまでの流れは

①→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/124/
②→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/125/
③→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/126/
④→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/127/
⑤→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/128/
⑥→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/129/
⑦→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/130/

をご覧になっていただきたい。



生まれて初めてとなる海外での長期滞在。

2月ということでまだまだ冬真っ只中だということもある。
入念に旅支度を整え、いざ中国へ。

1ヶ月間の短期留学先は北京語言大学なる学校。
北京市の中心部からやや北部にあり、
積極的に他国からの語学留学生を受け入れていた。

神田外語大学からは、この短期留学プログラムに
ワタクシを含め1~2年生計7人が参加。

その中で男性はワタクシだけで、あとはみな女性。

中央大学だったか・・・はっきりとは覚えていないものの
他の大学から参加していた女性1人も成田空港から同行し
ワタクシたち一行は8人で行動することが多かった。

成田空港からの飛行機で北京に降り立つ。

その時のことはあまり詳しくは覚えていない。
何時ごろ、どうやって北京語言大学まで行ったかとか。

確か、プログラム主催機関の手配した
マイクロバス(中国語では“面包車”)みたいな車に乗って
移動したんじゃないかと思うけど。
荷物も相当量あったはずだしね。

初めて見る中国の風景だったはずなんだが・・・
これもやはりあまり覚えていない。

う~む。
憧れの土地だったのではないのか、北京!


事前説明により、北京滞在中は
北京語言大学のキャンパス構内にある学生寮に
滞在するということを聞かされていた。

日本だとあまりイメージが湧かないが
中国はとにかく国土が広大で
何千キロも離れた地方から進学してくる学生も多くいる。

そんな所以もあって、基本的には
どの大学もキャンパス内に何十もの学生寮があって
多くの学生がその寮に住みながら
学業にあたるのが一般的なのである。

ワタクシたち短期留学生一行も
それと同じような感じで
1か月間学生寮で生活することとなっていた。

そして予定どおり
北京語言大学到着後は手続きをして入寮。

寮は二人部屋で
男性同士、女性同士で部屋が割り振られていた。

部屋は8畳よりちょっと大きいくらいで
備え付けのベッドが2つ、勉強用のデスクも2つ。
ユニットバス形式のシャワー・トイレあり。
(天井から紐がぶら下がっていて引っ張ると水が流れるトイレね)
電話とテレビと小型の冷蔵庫も備え付けられていて
生活のために求める水準が低いワタクシは
なかなか快適な環境であるという印象を受けた。

前述のとおり、
ワタクシたち一行の中で男性はワタクシ1名のみだったので
寮の部屋はどのようになるなのかは
当日のお楽しみ状態だったが
入寮したその日、その部屋には誰もいなかった。
やった!オレ1人だぜ!!と妙に心躍ったものである。

北京というと、中国でも割と北方にあり
冬は寒さが厳しいイメージがあったが
寮の中は全館がスチーム暖房で温められていて
部屋にいる限りは寒さを感じることはない。

むしろ上着など着ていると暑くて仕方がないので
部屋にいる時はTシャツ1枚パンツ1丁で過ごすのがもっぱら
ということが、その日のうちに分かった。

夜は、プログラム主催機関の方に連れられ
一同近辺の大学のすぐそばにあるレストランで食事。

メニュー表を見て、最初の印象は、安!

炒飯がなぜ4元なのか?※

※4元=60円(当時のレート)


さらに料理が出てきての印象は、多!


なぜ料理一皿が

あんなに山のように盛られているのか?



最初は懐疑的にすら思ったが
中国では料理はお皿に余らせるのが当たり前
の文化なのだから、当然といえば当然である。

とはいえ、そんな時でも
きっちり食べきってしまうワタクシ日本人集団は
永遠に日本人としてあるのだと思う。

郷に入っては郷に従え、といっても
一朝一夕にはそうはいかないのだなぁ。


学校の周りには、夜になっても
屋台やら怪しい露店やらが立ち並んでいた。

売っているものを見ても、野菜やらお面やら謎の液体やら・・・

これが本当に4000年の歴史を持つ大国の首都か?と
思わせる特殊な雰囲気だったが、
だからといって別に嫌な感情は湧かず
むしろまだ見ぬ新たな文化に触れたことと
それから1ヶ月間をその土地で過ごす期待感も相まって
気持ちの面で感化されたのは覚えている。

女性陣は、海外(日本)に電話をかけるための
プリペイドカードをそのへんの露店で買ったりしていた。

50元分使えるカードが40元くらいで売られていて
老婆相手に値切ると20元くらいで買える。

もっと粘ればもっと値切れるのだろうが、
当時19歳程度の初中国の若造には、
それ以上の金額を値切れというのはなかなか難しいもの。
1ヶ月後だったら、簡単にもっと値切れたと思うけど。

というか、それで老婆は儲けが出るのだろうか?
と思うわけだが、世の中にはいろんなカラクリがあるんだろうし
それも中国の露店となれば、なおさらなんだろう。

そのへんを深く考えても、ね。笑

寮に戻り、他の人と話をしたりしつつ適宜就寝。

スチーム暖房による鼻の奥の
スーパーハイパー乾燥が気にはなったが
日本では時期的に地獄の佳境にあるはずの
花粉症の症状がまったくなく
その点は最高だった。

満腹感・期待感に満ちた中で
2人部屋を1人で使っての睡眠は深く心地よかった。


一晩明けて。
午前中、ワタクシたち一行は四苦八苦しつつ
自分たちが中国語を学ぶ教室を探し当てて
クソ適当なガイダンスみたいなものを受けた後、
北京語言大学のキャンパスを散策。

キャンパス内には
友谊商店という食料品や生活雑貨の店や書店、銀行、
様々な種類の食堂やレストランがあり
学生はキャンパスから出なくても
ほぼ差し支えなく生活できるようになっていた。

もちろん、学校からの出入りは自由。

中国特有の黄砂を防ぐため
どの建物にも入口にはビニールカーテン。


(画像はイメージ。でもほぼこんな感じ。)


日本ではまったく見ることのない環境で、
ワタクシの目には非常に興味深く映った。

落ち着いたところで寮の部屋に戻る。

すると・・・なぜか部屋の鍵が開いている!!

ドラマのような恐怖感を乗り越え、
部屋へと足を踏み入れると、ワタクシのデスク横に

見たことのない荷物が・・・!!??


ここからが、不可思議ともいえる北京生活の
本当の意味での始まりだった・・・

につづく。




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プロフィール
HN:
東ヰンドの奇跡の賢者
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/10/11
職業:
バルタン星人
趣味:
地味で地道なこと
自己紹介:
生粋の初田悦子ファン。
とにかくたくさんの人に “歌うストーリーテラー” 初田悦子 の歌を聴いてほしい!と心から願って生きています。
ジャグリングが趣味でしたが、最近はたまにやるくらいになってしまいました。
日本ビール検定2級所持。
マー○ャン(中国積み木)も幼い頃からすごく好きです。
Twitterアカウント:higashi_indo
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