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東ヰンドの奇妙なブログ

2013年8月4日復活!生粋の初田悦子のファン、東ヰンドの奇跡の賢者のブログです。地味に地道に綴っていきます。 2020年6月以来休眠状態になっていましたが2023年5月11日に再開!! 旧東ヰンドの奇妙なブログもぜひどうぞ☆ http://plaza.rakuten.co.jp/higashiindo/

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フォッフォッフォッ!

まさか誰も思わないでしょう。

なぜか今このタイミングで
この日の初田悦子ライブレポートがアップされるとは!

―――――――――――――――――――――――――――
2018/09/12
鎌田雅人&初田悦子トーク&ライブ
Place: 築地BLUE MOOD

1 stage (19:35-22:07)
(0. こいしのテーマ)
1. 1年6組の学級歌
2. 9月の君
3. インテリアくらげ
4. パダムパダム
5. 恋におちて -Fall in love-
6. Open Arms
7. 翳りゆく部屋
8. きみのママより
9. 12歳のきみへ
10. 銀色の恋人
11. 忘れてね
12. DMM.comのCM
13. トイレのモコモコ泡スプレー
14. ZERO 2 REBORN
――――――――――――――――――――――――――

当日は仕事をテキトーにバサッと切り捨て、
夕方に都内まで出て会場である築地BLUE MOODへ移動。

 

このライブ会場は初めて訪れる店だったので
場所を調べて行ったが・・・

実は2013年の夏ごろに仕事で毎日のように
隣の浜離宮ビルディングに訪れていた。

その時に頻繁に通りかかって目にしていた店であった。


入り口横には、レトロ感漂う茶色の郵便ポスト。


↑このポストの存在は鮮明に記憶に残っている



会場の築地BLUE MOODは 
音響にこだわった「大人が楽しめる空間」を
コンセプトにしたライブハウス&レストラン。

19:25時点で客席は11人。

ちょっと寂しい感じ・・・ではあるけど
ひんやりして心地よい冷房の効き。

ゆったりくつろげて
空間的にはまさにベストオブザベスト。

いくつもライブ会場を訪れてきたが
過ごしやすさの観点では、
一二を争うとも言えるお店だった。



鎌田雅人&初田悦子トーク&ライブの記載が。
アンドとアンドに安堵した瞬間であった・・・



さらにはライブ中、写真撮影も動画撮影も
すべてOKのアナウンス。

空間に加えて、なんと開放的なイベントか。

このライブは立花裕人さんがMCを務める
トークメインのライブだった。

ワタクシが過去に見てきている限り
初田悦子としては異例のライブ形式である。

立花裕人さんはBLUE MOODでMCを務めることが
とても多いよう。

この日の前後も、ほぼ毎日
BLUE MOODのゲストとの写真をツイートしていた。


さて開始予定時刻より約5分遅れで
シンガー初田悦子のプロデューサーとしてお馴染みの
鎌田雅人さんのピアノインストによる
『こいしのテーマ』からトーク&ライブがスタート。

当時NHK BSプレミアムで放送されていた
ドラマ『鴨川食堂』の音楽を、
鎌田さんが担当されていたんだよね。

『こいしのテーマ』は
このドラマのメインテーマ曲である。

どことなく懐かしい昔の良き日を想起させる曲調。

ピアノ演奏が終わると、出演者の3人は
ステージ上に用意された椅子に座し、トークタイムが始まった。


↑左から鎌田雅人、初田悦子、そしてMCの立花裕人(敬称略)
初田さんは「今日は恥ずかしいところまで話そう」
冒頭から意気込んでいた



まず鎌田さんが自己紹介。

1971年茨城県生まれ。
4歳~13歳までバイオリンを習い
やがて吹奏楽ではユーフォニウムを吹くようになる。

少年の頃からもう楽曲作りをしていたそうで
12歳の時に作った初めての曲として
『1年6組の学級歌』
そして、15歳の時に作った曲として
『9月の君』が披露された。



どちらも初めて聴く。
そして一度きりになるかもしれない。

さすがにメロディとか歌詞とかは
覚えていないけど、その時の感想としては
確かに3年間を経た作曲技術の変容は感じた。

その後も鎌田さんの自己紹介が続く。

高校卒業後、音楽学校へ。
24歳までケーブルテレビの音楽の仕事などをしていた。
23歳の時に、ロックバンド water を結成。
東芝EMIからシングル5枚、アルバム1枚、ミニアルバム2枚
をリリース。

デモ音源をレコード会社などに送る時に
茶封筒に「危険開けるな!」と書いておくと開けてもらえた
という。

実に笑えるエピソードである。

平成初期はそれがまだ可能だった時代か!


やがてトークが進み、初田さんが口を開く。

「くらげの恋。くらげが飼い主に恋をした!」

そうして披露されたこのライブ3曲目の歌が
『インテリアくらげ』であった。


↑『インテリアくらげ』で嘆きのフレーズを歌いあげる


「人生で5本指に入る好きな曲」と鎌田さんが語る、
waterの5th(最後)シングルの作品。

実は初田悦子のアルバムの選曲にあたり、
さりげなくアピールしていたという。

それが功を奏した形になるのか
『インテリアくらげ』は
初田悦子2ndアルバム『Storyteller~君に歌う物語~』
12曲目としてカバーされている。


↑2ndアルバム『Storyteller~君に歌う物語~』


ここから今度は、初田さんの自己紹介トークに移る。

大阪府枚方市出身。母がシャンソン歌手。
(母=岩本節子氏。東ヰンドの奇妙なブログでは
↓のライブレポートで影アナとして登場した。)

『初田悦子ライブレポート第39弾---歌うストーリーテラー初田悦子』
https://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/4/



私を一番信じてくれているのが母。

小中学校の頃から
ミュージカルに母が勝手に応募したりしていた

という。


へぇ~。初耳!

19歳からお金をいただいてステージに。

好きな事でどれだけ生きられるか分からないけど
やるなら好きな事しかないなぁ・・・

じゃあやってみよう!!



その時のその決心が、
やがて某氏がファンとなって
イオンモール成田に現れ
浜松町で花束を渡され
千葉県野田市ジャスコノア店でインストアライブをやる

ことにつながるとは!!

まさか初田さんも思っていなかっただろう。

というか、現実的にはその展開を予測する必要は
あまりなかっただろう。

当時、某氏の存在など知らんし。


↑渦中の某氏


まさに転換点である。

次に『パダムパダム』が披露される。
初田さんが歌手としての道を歩む
ある意味での原点ともいえるシャンソンの1曲。



原語では心臓の音。
迫りくる過去、恐怖、怯える。
といった感情を巧みに歌で表現する。

当時出場したなんとかコンテスト大会で歌った
思い出深い1曲として小林明子さんの
『恋におちて -Fall in love-』を歌う。
これはTHE歌謡曲。

こういう歌は通常の初田悦子ライブでは
あまりカバーされないけど
なんというか、真に迫る感じで良かったよ。


初田さんと鎌田さんとの出会いのトークが展開される。

24歳で授かり婚。
25歳で出産。

その後少し経って・・・

「歌手として生きていけるかどうかジャッジしよう。」
と、初田さんが出演したのが
日テレ系列のオーディション番組『歌スタ!!』だった。


鎌田さんが初めて
初田さんが出場した時のオンエア(※1)を見た時
「デッカイ歌を歌う人だな・・・」
という感想を持ったそう。

(※1)
初めて初田さんが『歌スタ!!』に出た時には、
鎌田さんはうたいびとハンター(5人)に入っていなかった。



ライブで次に歌唱したのは
『歌スタ!!』初回出場時に歌った『Open Arms』!


↑とにかく壮大な世界感!


そしてしばらく経って
鎌田さんと初田さんと巡り会う機会となったのが
『歌スタ!!』りべんじすぺしゃる。

出場して伝説ともいえる圧巻の歌唱を見せた初田さん。
その直後の鎌田さんのコメント。

「感激ですね・・・本当に。」

「1曲だけ上手い人はたくさんいるんですけど、
この方はアルバムで聴きたい。10曲聴きたい。」

ここで鎌田さんに話が振られたのがそもそも
転機だったか。

その後よろしく!札を挙げた時の感想を問われて

「感激しちゃったから、なんですけど。簡単に言うと。
(彼女と)一緒にやったらものすごいものができるような気がして。
低い所でヒリヒリする感じの曲をつくりたいですね。」



そんな『歌スタ!!』で歌った曲として披露されたのは
絶望的な恋を歌う『翳りゆく部屋』であった。

この『翳りゆく部屋』を歌った時の様子を
実は動画で撮ってあるのだが
BLUE MOODの空間と音響にもマッチして

これが本当に素晴らしい。

自然と何度も見返してしまう。


♪冷たい壁に耳を当てて~のあたりを歌う初田さん


原曲よりも鎌田さんのアレンジの曲の方が
歌うストーリーテラー初田悦子にはやっぱり
合うよな~と再認識する。


次なるトークは
デビュー曲『きみのママより』誕生まで。

初田悦子が書く歌詞で、という条件付きでの
楽曲制作であった。

娘さんへの手紙をたくさん書いて、
その中から多くのお母さんが共感するであろう
エピソードを引き出した。

初田さん曰く、『きみのママより』を生み出せたのは、
鎌田さんが「お母さんであることがチャームポイント」
言ってくれたから。




いや~改めて名曲ですね~。
多くの人に勇気と感動を与えます。

MC立花氏のしみじみとしたコメント。


再びトークタイム。

2017年に『きみのママより』の続編のような曲を作った。

それが『12歳のきみへ』

とても穏やかなバラードだが、歌が伸びやか。
遠くを見据える爽やかな笑顔がとても良かった。


ちなみに『12歳のきみへ』は
2ndミニアルバム『世界を変える その笑顔で』の
5曲目として収録されている。


↑2ndミニアルバム『世界を変える その笑顔で』


オリジナル曲への想いを語り、
まず『銀色の恋人』で何とも言い難い切なさを表現すると
続いて初田さんが「どちらかというと男性に人気がある、
不思議な曲なんですよね。お酒を飲むといろんなことが
起きますよね。」と語る『忘れてね』もしっとりと歌いあげた。

トークも終盤にさしかかり
昨今の音楽仕事事情やこれからの活動についてを語る。

鎌田さんと初田さんで
CMソングなども手掛けるようになっているそうである。
これはワタクシも完全に初めて聞く事実であった。

『DMM.com』のCM。



YouTubeでまだ見られるので、載せておいてみよう。

確かによく聞くと、この声は初田悦子。
ネット見てて、このCMが流れた時に
む!?これは初田悦子だ!
気づく瞬間を味わいたかったが。


『トイレのモコモコ泡スプレー』のCM。
これもYouTubeでまだ見られるので、載せておいてみる。



このCMソングは鎌田さんの歌唱なので
セットリストに含めていいかどうか微妙なところだが
甘めのカウントでベイベー。

このトーク&ライブのラストの曲として
初お披露目されたのは
新潟県長岡市にある
株式会社高田建築事務所のイメージソング
『ZERO 2 REBORN』であった。


↑『ZERO 2 REBORN』のAメロを優しく歌う初田さん


初田さんに合った曲調でなかなかよろしかったが
初田さんが歌うことで曲調に合っていると思わせていると
いうことなのかも・・・とも。

哲学的な捉え方になってしまうが。
またどこかのライブで聴く機会があるだろうか。

このイメージソングを初田さんが歌うことになった
経緯に関しても語られた・・・はずだが
詳しい所は失念してしまった。

そのうちリサーチしてまた書くことにしよう。

この日からすでに5年半以上経過しているけれども
そういうところへの追求は
初田悦子ファンとしての東ヰンドの
非常に重要なタスクでもある。
(単にもっと早くやれという話。今はワタクシもそう思う。今は。)

ちなみに『ZERO 2 REBORN』のMVもYouTube配信されてます。





ということで!

鎌田雅人&初田悦子トーク&ライブは
初田さん自身が
「自分の歴史や曲への想い、成り立ちを
こんなにまとめて喋ったの初めてだなぁ」
と後日振り返ったように
MC立花裕人さんの進行のもと
2人の音楽人がこれまでの音楽人生を
深く掘り下げて振り返りながら語り、
その中で転換点になった曲を中心に歌うというスタイル。


↑ライブ最終盤での3ショット


普段のライブではなかなか聴けないような珍しめの曲編成で
かな〜り内容の濃い、珠玉のトーク&ライブイベントでした!



で!

ここからがむしろ本題であるとかないとか!
巷で噂のヰの公式のお時間・・・


<ヰの公式>

初田悦子ライブ終了=東ヰンドの個性的活動



のはずなんですが・・・
この日の個性的活動に関する史料が一切残っていません。

料理の写真とかは残っているので
初田さんや鎌田さんともビールで乾杯したのではないか
と思うんですが・・・


↑これらの写真は残っているのだが・・・



ライブ後にサイン貰っていないことありますかね・・・?


あ。

もしやワタクシの存在が史実から抹消されている?



以上、
初田悦子ライブレポート第46弾---くつろぎ耽る出色の音楽人生
でございました。


最近、ほん~~~っとに久しぶりに
初田悦子ライブレポートを書きました。

その過程で
かつてライブ参戦したにもかかわらず
当時何らかの理由があって
初田悦子ライブレポートを書いていなかった
ライブの存在が急に思い出されたんですよね。

2014年~2018年にかけては
関東で開催された初田悦子ライブには
それなりに出没していたんです。

しかしながら、何らかの理由があって
初田悦子ライブレポートを書いていなかったようで。

ワタクシ自身も、東ヰンドの奇妙なブログを
読み返してみて初めてその事を知るという・・・

うーん。
理由はその時々で異なるような気がするんですが。
当時のワタクシ自身の詳しい状況は
あまり覚えていません。

私生活でいろいろあったり
仕事が忙しかったり
退職したり、転職したり
また退職したり、転職したり
とそういう時期とは確かに重なっていますけど
一時期はライフワークのようになっていた
初田悦子ライブレポートを書かずにいたというのは
意外以外の何物でもなく。

当時撮った写真データの整理すらしていないことが
判る次第で。

当然のことながら、ライブレポートも
時が経てば記憶も薄れてしまうところがあるわけで。


ただ、機を逃してしまうというのは怖いけど
その事をそのまま封じてしまうのもまた怖い
ということで、今回、記憶の許す範囲で
手元に残っている各種の記録に基づいて
遡ってライブレポートを記すことにしたわけです。

しんみりしたトーンで淡々と綴っていますが
スーパー再燃
(※2)している今だからこそ
このような能動的なアクションができて
自分らしくてとてもいいです。

(※2)近所のスーパーの名前ではない。

そんなわけで!
東ヰンドの奇妙なブログをご覧のみなさま!!
東ヰンドの奇妙なブログと初田悦子ライブレポートの
今後の展開にもぜひご期待くださいませ!!!
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プロフィール
HN:
東ヰンドの奇跡の賢者
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/10/11
職業:
バルタン星人
趣味:
地味で地道なこと
自己紹介:
生粋の初田悦子ファン。
とにかくたくさんの人に “歌うストーリーテラー” 初田悦子 の歌を聴いてほしい!と心から願って生きています。
ジャグリングが趣味でしたが、最近はたまにやるくらいになってしまいました。
日本ビール検定2級所持。
マー○ャン(中国積み木)も幼い頃からすごく好きです。
Twitterアカウント:higashi_indo
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