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東ヰンドの奇妙なブログ

2013年8月4日復活! 生粋の初田悦子のファン、東ヰンドの奇跡の賢者のブログです。地味に地道に綴っていきます。 旧東ヰンドの奇妙なブログもぜひどうぞ☆ http://plaza.rakuten.co.jp/higashiindo/

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シリーズ16回目。

2月中には書き切りたいと言っていたが
2月になった。

見方によっては、順調。

有言実行。



・・・・・・はい!カット!!



『12年前の今ごろ何をしていたか』

これまでの流れは

①→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/124/
②→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/125/
③→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/126/
④→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/127/
⑤→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/128/
⑥→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/129/
⑦→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/130/
⑧→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/131/
⑨→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/143/
⑩→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/144/
⑪→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/145/
⑫→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/146/
⑬→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/147/
⑭→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/148/
⑮→http://higashiindo.blog.shinobi.jp/Entry/159/

をご覧になっていただきたい。



金曜日の夜に出発した週末旅行。
列車は辺りが明るくなってもまだ走り続けていた。

その時間帯になると夜行列車の乗客はみな目覚めて
各々が行動し始めていた。

近くにいた自称「日本の歴史に詳しい」中国人のおっさんが
ワタクシたちが日本人であることを悟り
日本の歴史について語ろうと話しかけてきたことを覚えている。

そういった類の話をできるほど中国語が達者なわけではないので
(それができるとしたら相当のレベルだと思うが)
鎌倉時代の次が室町時代でその次が江戸時代で・・・みたいな、
単語をつなげた話をするだけ。

それでも、おっさんは満足していたようである。

その後、朝メシをどうしたか覚えていないが
夜行列車は鄭州の駅に到着。
北京に比べるとだいぶ素朴な風景の駅だった。
地方の繁華街ってイメージかな。



その時になって初めて、この週末旅行の一団は
ワタクシたち神田外語大学からの短期留学生が7名、
その他の日本人留学生が7名、韓国人留学生が1名、
北京語言大学からの付き添い担当の女性1名
(この女性が先生だったのかは不明)
の計16名だということがわかった。

あらかじめ組まれた旅程に従い、
ワタクシたち一行は山奥にある少林寺本山へ向かうことになった。

移動手段はバス。
いわゆるマイクロバスみたいなやつ。

ワタクシは、後ろから2列目の右側のシートに座した。

現地の旅行者のスタッフなんだろうが、
日本語が少々しゃべれますって感じの中国人女性が1人同乗して
それからの2日間、観光ガイドを務めてくれるとのこと。

このガイドの女性は持っている日本語能力をフルに使って
すごーく一生懸命いろいろ案内したり説明してくれたりしていた。
実際には、もうちょっとほっといてくれてもよかったが
本当に一生懸命なので、見ているこちらも同情した。

山奥へ向かうということで道のりは長い。
目的地の少林寺本山までは2~3時間かかるという。

国道のような道をバスは進むが
中国の地方の国道は、もはや無法地帯と思っていい。

車線を示す白線などないし、もちろん中央分離帯もなし。

実際には上りと下り、計5車線程度の設定なんだろうが
双方合わせて6車線分くらいのクルマが走っていた。

また道路自体もお世辞にもきれいに舗装されているとは言えず
感覚としては荒野を進んでいるようなイメージ。
そんな中を時速100キロとかで大きめの車がガンガン走っている。

一番左側(中国は車両は右側通行)で走ってたら
対向車線のクルマとのすれ違いが怖いだろーなーと思ったが、
その地ではきっとそれがごく当たり前の日常。

道路から5メートルも離れれば
レンガ作りの民家や飲食店が立ち並んでいたりするが、
あんな道路沿いで普通に住めるんだろうか?
果たして。
ま、住んでたんだけど。

もろもろ、深く気に留めず文化の差として捉えるべきと思った。


バスが走り出して最初のうちは、
週末旅行の参加者間での自己紹介取り交わしや
バスガイドの女性による1日のスケジュールの確認や
観光ポイントの紹介がなされた。

だがそういった話もやがて終わる。





・・・1時間以上走っただろうか。

山並みとレンガの民家、同じような風景の繰り返し中、
ひたすら長く続く道でバスに揺られていれば
人は自然と眠気に襲われるものである。

ましてや夜行列車でこの地に至ったワタクシたちであれば。

気づけば会話も途切れてなくなり、
他の参加者はみなウトウトとしていたが
ワタクシは寝る気になれず外をぼーっと眺めていた。

そして、ふと前方を見たその時。

左前方のトラックのフロントガラスがこちらを向いているのが見えた。

ん?
こちらを向いている??


その瞬間!!!!!








それは、ほんの一瞬の出来事だった。


これまでに体験したことのない、


とてつもない物理的衝撃!!!!!



その「一瞬」の後、
ワタクシは天井に目を向けて横たわっていた。

そして、ワタクシの真下に

2人の女性がなだれ込むようにして倒れていた。



ついさっきまで座席に座っていたはずでは・・・?

なぜワタクシの下に2人も人がいるのか?!



あまりに突拍子もない事態に、状況が飲み込めない。




ワタクシたちのバスに何かがぶつかったのか・・・


強烈な、いや、破壊的な衝撃により
ワタクシは瞬時に上方に飛んだようだ。

同時に、前の席に座っていた人が後方に飛ばされて

今、ワタクシの下にいるということなのか・・・しかも2人も。

そんなことが起こり得るのか!?




振り向くと、同級生のMさんが額を押さえていた。
おびただしい出血があり、悲鳴をあげてひどく混乱している。

見れば、最後部の座席のシートがなくなっている。
ついさっきまで人が座っていたのに・・・

衝撃によって飛んだ・・・ということに他ならぬ。

そのシートの下側の金具が血で染まっていた。

その時に至って初めて気付いたが
奇跡的にも、ワタクシ自身は
どこにもぶつからなかったようで外傷はなかった。
強い痛みを感じるところもなかった。

ワタクシたちは互いに安否を確認しあいながら、
二次災害を避けるため、とりあえず路肩に降り立った。

ちょうど路肩に近くに木が何本か生えていて、
他の参加者たちがその木の陰にMさんを寝かせ
介抱にあたっていた。

Mさんはその時点では意識はあったので
出血はともかくケガの程度は浅いと思われたが、
女性らは泣きじゃくっていた。
他にもケガをした人がたくさんいたし、
突然起こった事故に中国野次馬も集まってくるしで
誰もが動揺している状況。

その周辺は異様な混沌状態となっていた。

付き添いで来ていた北京語言大学の担当女性は
携帯電話で事故の件を通報していた。

が、山奥へ向かう途中の道での事象である。
救急車が来るにせよ、時間を要することが予想された。

韓国人留学生が、近所の店で買ったのであろう、
ミネラルウォーターを2本持って歩いてくるのが見えた。

また、バスを運転していた運転手のおじさんも
頭部にケガを負ったらしく、
タオルのようなもので頭を押さえていた。

このおじさんがとても申し訳なさそうな顔をして
介抱の現場を見て立っていたのが、妙に印象に残っている。


しばらくはただ呆然とするしかなかった。

少しして、バスの様子を見に行った。

事故が起こったとはいえ、
その脇を通るクルマが速度を落としている様子はない。
ここは中国。

近づくのは危険すぎるので遠目に見ることしかできなかったが
バスの左前方に、反対車線を走っていたトラックが突っ込んだようだ。

当時の走り具合からして、
双方ともに80キロ~100キロのスピードは出ていたと思う。

バスはもはや完全に走行不可能な状態となり果てていた。



↑事故の後に撮った写真が残っていた。
  車体の左側は見るも無惨に破損していた。



につづく。





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プロフィール
HN:
東ヰンドの奇跡の賢者
年齢:
34
性別:
男性
誕生日:
1983/10/11
職業:
バルタン星人
趣味:
地味で地道なこと
自己紹介:
生粋の初田悦子ファン。
とにかくたくさんの人に “歌うストーリーテラー” 初田悦子 の歌を聴いてほしい!と心から願って生きています。
ジャグリングが趣味でしたが、最近はたまにやるくらいになってしまいました。
日本ビール検定2級所持。
マー○ャン(中国積み木)も幼い頃からすごく好きです。
Twitterアカウント:higashi_indo
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